先日教習所に免許記載追加手続きに赴き、正式に大型免許が持てるようになりました

その際実は4輪の免許更新の知らせも届いてて、違反講習も受けろ、とのお達しだったのですが
「記載追加の場合はその時点で更新した扱いになるから、4輪の方は講習とかなにもしないでいいよ」とのことで、制度のいい加減さにちょっとだけ助かりました

そしてこの連休は、ねんがんのER-6fとXJ6 Diversionをレンタルで借りて、買うつもりの試乗を試みました

(お金はそれなりにかかりますが、店頭での試乗だと高速道路の速度域でどうとか、街中でUターンとかそういうのが試せないので)

XJ6 Diversion

実のところ乗る前から評判やスペックや色なんかから、8割方これ!と決め手かかっており
乗ってそれを確認するだけの事だったのですが…
○good
・0からの一気の加速は、600といえど流石大型。高速でも安定の高速巡行が出来ました
・低速のトルクもあり、倒し込みもしやすいので、交差点Uターンも楽
●bad
・エンジンのフケがなんだか詰まってて息苦しいような感じがずっとする
・どのギア・速度域でもドン突きが気になって仕方ないレベル。以前試乗したFZ1フェザーもそんなだったし、YAMAHAのFI車は皆そうなのかもしれず
・カウルがでかくて尻すぼみな頭でっかちスタイル。「写真ではそう見えるが実車はそうでもない」との話だったけども、やっぱりデカイよこれ。デフォルメされてるみたい
後部にパニアケース付ける前提のデザインなのかもしれんけども
・ボルトを利用して荷物掛けるフックを増設する作戦も無理そう
・ウインカーの表示ランプが「今点灯してる」ってランプ一つだけなので、左右どちらが今付いてるのかどうかが実に判りにくい

気持ちよくエンジンが吹けない・ドン突き の印象が最悪でした。ハズレの教習車に当たった気分
残念ながらこれでは購入には至らない
ドン突きはインジェクション車ではむしろ多くなってるとも聞き、インジェクションに対してまで不安を覚えました

ER-6f

以前試乗会で乗って、そもそも今回の大型免許取るきっかけとなったバイク
(ディバにしようかなと思ったのは赤色が無かったから)
○good
・以前乗った感触と同じ。こちらはツインエンジンで、今乗ってるゼルビスの感じに近く
息苦しい感覚も無くエンジンは良く回る
・「回すと本領発揮する」との言葉通り、7000回転くらい回すとかなりのパワーを感じる
・こちらは頭でっかち感も無く、ノーマルでも普通のバランスな車体
・高速で体をちょっとカウルに伏せて加速すると一気にいけるので、前方の車をひとしきり追い越して、その後誰も居なくなったら巡航速度に戻して走る、ってやり方が簡単にえできる
・ウインカーランプは左右両方にあるので、右か左かハザードかが一目で判る
●bad
・低速でのトルクが全然ない。なのでスタートダッシュも悪い
・倒し込みもし辛く、トルクの無さも相まって、交差点Uターンがかなりやりづらい。ゼルビスより難しいかも
・ツインだから振動はあるにせよ、ゼルビスより振動ひどくね?特に高速時
手よりも足がビリビリに痺れた
・液晶メーターに水温計が無い(ディバは付いてる)
・シートが外しづらい上に、シートの鍵がフェンダーに真下向きで付いてるってのは構造的にどうかと
泥が入り込んで錆びたらどうするんだ
・カウルからの熱風もかなりのレベル。高速で100超えても下半身に熱風しかこないのは

ディバよりかはかなりマシではありましたが、最高速以外はゼルビスと同等か下なんじゃ?と思わすにはいられない
買うとしたら収納の関係上、今乗ってるゼルビスは手放さなければならず、そこまでして欲しいかと言われたら…同じならゼルままでいいんじゃねと

結局、候補だった2台とも購入までには至らず、かといってリッターほど大きくない大型ツアラー、という条件のマシンはあんまりなく、頓挫しかかっていた所、こういうのを見つけました

KASAWAKI ZR-7S
こちらのマシンは
・ゼファー750のエンジンを使用したハーフカウルツアラー
・燃費も20km/Lはいくので、22L入るタンクとも相まって航続距離は相当
・幾分古いとはいえ750なので加速は問題ない
・何故か不人気。中古も40万台
・赤は無いが銀と青色があって、青は結構綺麗
・ぱっと見ゼルビスに似てる(笑)
・荷物掛けるフックも普通にあり、かつケースもトップと横に3つ付けることまで可能
ゼルビスを750にしたようなマシンで、不人気て所まで似てるし
要チェック車種

◎7/22追記
今時この車種をレンタルしてる店を発見したので、今度試し乗りしてみる
http://www.scs-tokyo.jp/smc.html